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「自信のかけらの集まったもの。それを「個性」というんです」

by 西谷 昇二さん(代々木ゼミナール英語講師)

人はネガティブな部分を持っていてもいいと思う。それは、コンプレックスや失敗を受け止めてるってことだから。その上で、ポジティブな考えを受け入れて、ポジティブを勝たせていく。いわば49%のネガティブと51%のポジティブ。これが大事なんですよ。

例えばスポーツでいうと、一流の選手は、大事な試合に使ってもらえなくても、監督が悪いとは思わない。自分の力がなかったと思うんです。悔しいけど、そう自分に言い聞かせて、必死で練習するんです。悔しい思いを「次こそは」というポジティブな考えに転化していく。

ポジティブっていうのは、他人のせいにして楽になることとは違う。自分を客観的に見て、負の部分を受け入れ、それを努力や工夫で成長に変えていくこと。不運なことが起きたら、運が悪いんじゃなくて、成長する機会を与えられたと思えるか。一流の人は皆、これができているんですよ。

大きな壁を乗り越えたいなら、「壁貯金」をするといい。小さな目標を立て、それを達成してみる。小さな達成感が積み重なって、「自信のかけら」がいくつか集まったとき、大きな壁を突破できるようになる。

自信のかけらは、何だっていい。そのかけらを積み重ねると、モザイクができるでしょ。その模様が個性なんです。自分のスタイルと言ってもいい。それができると、生きるのが少しラクになりますよ。

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ちょっと子供に言ってあげたくなったので。