さんぽ

環境関連、武術、その他、気になったことをつれづれに。

環境

世界遺産のサンゴ礁、中国船座礁で4000平方メートル損壊

フィリピン・パラワン(Palawan)島そばのトゥバタハ岩礁(Tubbataha reef)に座礁した中国漁船(2013年4月10日取得)。(c)AFP=時事 (AFPBB News)【5月6日 AFP=時事】国連教育科学文化機関(ユネスコ、UNESCO)の世界遺産に登録されているフィリピン沖のト…

サハラ砂漠の2%で世界の電力需要をまかなう高効率太陽光発電

通常の太陽光発電では太陽光のうち最大30%しか利用できないが、IBMは残りの7割の多くを熱として再利用することで、システム全体の熱損失を入射エネルギーの約20%まで減らせる「HCPVT(High Concentration Photovoltaic Thermal)」を開発した。IBM研究所が…

相場英雄の時事日想:“カワイイ”が自然を殺す、北海道で見た人間の残酷さ

「キタキツネ」といえば、北海道の野生動物のひとつとして有名だ。野生動物なので、本来、人間とはあまり遭遇しないものだが、筆者の相場氏はクルマを運転中に出会った。しかもその姿を見て、違和感を覚えたという。その理由は……。 [相場英雄,Business Medi…

中国の耕地、大部分が汚染されている―独紙

2013年4月10日、独紙ディ・ヴェルトは「中国の耕地、7割が汚染されている」と題した記事を掲載した。12日付で環球時報が伝えた。世界第2の経済大国となった中国は、急速な経済成長を遂げるために大きな代価を支払ってきた。ある政府調査によると、中国の耕地…

日本には木が多すぎる 『森林飽和』の著者、太田猛彦・東大名誉教授に聞く

豊かな生態系を守っている里山。しかし、かつて日本の里山は、立派な木などない「はげ山」ばかりだった。それが戦後、木材が使われなくなり、今や「森林飽和」とも言える状況になっている。そして森林の「量」が回復したことが、新たな環境被害につながって…

メタンハイドレートの試験採取成功…愛知沖

読売新聞 3月12日(火) 経済産業省は12日、愛知県沖約80キロ・メートルの海底地層から天然ガスの一種「メタンハイドレート」の試験採取に成功したと発表した。 海底からのガス採取は世界で初めてという。日本近海には、国内の天然ガス消費量の約100年…

農業、気候変動6つの影響

National Geographic News January 18, 2013 アメリカの連邦政府は数年ごとに多数の専門家の協力を仰ぎ、今後想定される気候変動の影響度を分析している。NASAと米国海洋大気庁(NOAA)が1月15日に発表した最新のデータによると、地球温暖化の進行が続いてい…

気候変動の影響で今後も異常気象が増加

2013年2月20日 (ナショナルジオグラフィック)2月9日、猛吹雪「ネモ」が襲ったアメリカ、メイン州ポートランド。気候変動の影響により、嵐や熱波、干ばつといった過酷な天候が増加すると予測されている。 Photograph by Greta Rybus, Sipa/AP (ナショナルジオ…

毎日地球未来賞:クボタ賞・福留さん表彰 「自然と風景を守る」−−大阪で式典と講演 /高知

毎日新聞 2月20日(水) 近自然工法と呼ばれる土木技術で河川の生態系復元に取り組み、“川の外科医”と呼ばれる西日本科学技術研究所所長、福留脩文さん(69)に19日、「第2回毎日地球未来賞」のクボタ賞が贈られた。毎日新聞大阪本社オーバルホール(大阪…

凍土融解で森林が枯死

ロシアの東シベリアで地表付近の永久凍土が融解し、過剰な土壌中の水分によってカラマツ林の枯死が進んでいることが、海洋研究開発機構地球環境変動領域の飯島慈裕・主任研究員らと名古屋大学、ロシア科学アカデミーなどの共同チームの研究で分かった。大規…

中国大気汚染の絶望的な排出源構成と規制遅れ

団藤 保晴 | ネットジャーナリスト、元新聞記者2013年2月11日 中国で発生している重篤スモッグについて表に出てきた排出源をまとめました。中国側の説明では問題の微粒子の3分の2は自動車排ガスと石炭燃焼からで、零細な対象を早期に抜本改善するのは不可…

危機こそチャンス! キューバがお手本の農薬を使わない生き方

(若松真美/MYLOHAS) 環境汚染や健康被害が懸念される農薬。その原料に使われているのが、石油だということを知り、びっくり。とはいえ、農薬を使わない有機農業は日本ではまだ、特別な選択という雰囲気があります。そこで、もっと有機農業を知りたい! と…

世界中が中国人と同じ生活をすれば、地球1.2個分の資源が必要―英メディア

12日、英公共放送BBCは、消費が急速な成長を遂げている中国だが、その考えなしの消費行動による地球資源の過剰消費という代償を払う力は中国にはないと報じた。写真は江蘇省蘇州市のデパートで行われている年末セール。 (Record China) 2012年12月12日、英公…

過去20年間で海面11mm上昇、極地の融解が加速 2012.12.4

南極大陸とグリーンランドの氷床融解が加速しており、1992年からの20年間で海面が11.1mm上昇していることが、衛星データを包括的に分析した研究の結果により明らかになった。 グリーンランドのディスコ湾で撮影。この湾がある町イルリサットは、海に流出して…

ビオトープ作り:生田高科学部、10年かけ 多摩川の生態系再現 /神奈川

毎日新聞 11月18日(日) 県立生田高校(川崎市多摩区)の科学部が多摩川の生態系を再現したビオトープ作りに取り組んでいる。絶滅危惧種の保護などを目的としており、10年かけてじっくりと制作していくという。 生き物がありのままに生息・活動する場所を意…

温室効果ガス濃度、過去最高 日本近海も酸性化

朝日新聞デジタル 11月21日(水)世界気象機関(WMO)は20日、2011年の地球の温室効果ガスの濃度が過去最高値を更新したと発表した。産業活動による二酸化炭素(CO2)の増加が続き、生態系への悪影響も懸念されるという。発表された「温室効果ガス…

温暖化対策強化しなければ…世銀「深刻な影響」

読売新聞 11月19日(月) 世界銀行は18日、温室効果ガスの排出量削減などの気候変動対策を一層強化しない限り、今世紀末には地球の平均気温が産業革命前より4度上昇し、世界各地に深刻な影響が広がるとして、各国に対応を急ぐよう求める報告書をまとめた。 …

地球温暖化、最悪のシナリオが現実に?

2012年11月13日 (ナショナルジオグラフィック)グアテマラの空を覆う雲。地球温暖化における雲の役割はほとんど解明されていない。 巨大ハリケーン「サンディ」をきっかけに、多くの人々が気候変動を意識し始めている。いくつかの報告によれば、メキシコ湾流…

ゼニガメを買ったら住所氏名の登録が義務 生態系への深刻な影響

週刊文春 10月29日(月) 「ペットショップでゼニガメを買ったら、住所氏名を登録するよう言われてビックリ!」(都内在住37歳男性)熱帯魚などを扱う都内のペットショップ「ペンギンビレッジ」によると、「動物愛護に基づく都の条例で、哺乳類や鳥類、爬虫類…

マダガスカルのヤシの木固有種、80%余が絶滅の危機

産経新聞 10月18日(木) 各国政府機関や非政府組織(NGO)で構成する国際自然保護連合(IUCN)は17日、「生物多様性条約第11回締約国会議」(COP11)が開かれているインドのハイデラバードで記者会見し、インド洋の島国マダガスカル島で調査…

屋久島 保全計画を新たに策定

10月13日鹿児島県にある世界自然遺産の屋久島で、島に生息するヤクシカの数が大幅に増え、希少な植物などに被害が出ていることから、環境省はヤクシカを捕獲して個体数を管理することなどを盛り込んだ保全計画を新たに策定しました。屋久島は、樹齢1000…

生物多様性の憂える現状、8日からCOP11開幕

AFP=時事 10月7日(日) 【AFP=時事】8日からインドのハイデラバード(Hyderabad)で国連(UN)の生物多様性条約(Convention on Biological Diversity)第11回締約国会議(COP11)が開催される。生物多様性の憂える現状を改善する道は示されるのだろうか…

生態系を壊す「侵略的外来種」 でも駆除すべきは…

産経新聞 9月13日(木)大阪のある公立博物館の事務室で研究員としゃべっていると、地元の子供たちが血相を変えて飛び込んできた。カメの卵を見付けたというのである。子供たちを連れて外へ出ていった研究員に後で聞くと、その卵はミシシッピアカミミガメ、通…

溶け出す北極圏のCO2と南極圏のメタン、温暖化の悪循環にも

【8月30日 AFP=時事】 地球温暖化で北極圏の永久凍土や南極の氷床が融解し、何万年にもわたって閉じ込められていた二酸化炭素やメタンが放出されていると英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された2本の研究論文が警告している。■北極海周辺の永久凍土から…

異常気象の原因は、温暖化よりも森林減少ではないか

生物多様性至上主義者からの提案 二村 聡 2012年8月9日(木)このコラムでも何度か表明しているように私は生物多様性至上主義者だ。内外を問わず「経済政策」や「国家安全保障政策」と「生物多様性の保全」の利害がぶつかったら迷うことなく「生物多様性の保…

深海にCO2を蓄積する「渦」、南極海で発見 英豪研究

AFP=時事 7月31日(火) 地球温暖化の原因となっている二酸化炭素(CO2)が南極海(Southern Ocean)の深海に蓄積されるメカニズムを解明したと、英豪の共同研究チームが29日、発表した。 風と渦、海流の働きが重なって、CO2を吸収し深海へと閉じ込める漏…

グリーンランドの氷床表面、ほぼ全域で解ける

読売新聞 7月25日(水)グリーンランドの地表を覆う氷床の表面が、7月半ばにほぼ全域で解けたことがわかった。米航空宇宙局(NASA)と米ジョージア大などの研究チームが三つの人工衛星による観測で確認し、24日発表した。30年以上にわたる衛星観測で…

「生態系、複雑なほど安定」 龍大グループが解明

京都新聞 7月20日(金)生物種の間に「協力」「敵対」という相反する関係がバランス良くあることが、多様な生物が共存する条件であることを龍谷大理工学部の近藤倫生准教授や舞木昭彦研究員らの研究グループが数値実験で明らかにした。生物多様性を考える新た…

2億5200年前の大量絶滅、生態系回復に要した期間は1000万年=中国人学者が解明―中国

Record China 6月29日(金) 28日、中国地質大学の陳中強教授のグループが、2億5200年前の二畳紀(ペルム紀)末に起こった大量絶滅後、生態系の回復には約1000万年かかったことを解明した。 2012年6月28日、科技日報によると、湖北省武漢の中国地質大学・生物…

第15部 百年の森林〜岡山県西粟倉村から<6>林業再生 世代の使命

(2012年6月19日 読売新聞)岡山県西粟倉村でつくられた木製品は、どんなところに流通しているのだろう。間伐材の加工販売を手がける第3セクター「西粟倉・森の学校」の出荷先、東京・秋葉原のNPO法人・日本国際ボランティアセンターを訪ねた。オフィス…