三角

最近柔法の際に特に気にしている「三角」。

相手の両足先を結んだ線を底辺として、その前後に1点置いて作る三角。

その1点に相手の体を落とすと重心を崩せる。

要点は、相手の両足の位置を(感覚的に)掴む、そこで三角の1点を見切る、その1点に相手を導く、その1点は相手の体に近い場合もあればある程度離れる場合もある、導く際は相手の体をその1点に落とすような感覚。

とすると、居つかせ相手の両踵を浮かせることができる＝崩せる。

柔法だけでなく、いろいろ応用もききそう。

その1点はだいたい相手の正中線の正面＝その正面から打撃入れれば急所がある。

崩して寝かせれば寝技にもっていきやすい位置、態勢にある。

逆技の三角もあるし、三角そのものの感覚を掴めれば力に頼らない技が使える。