刀
まちゃが戦隊ものや仮面ライダーにハマり中。
なので刀剣は大好きだ。
で、昨日もおもちゃの刀で戦いごっこの最中、居合刀を見せてあげた。
おもちゃとは違う、刃物(刃はついてないけど)と認識したらしい。
ちょっと引いてた(笑)。
折角なので持たせてみた。
さすがに3歳児にはまだまだ重い。
支えてあげたけど、反応はいま一つ。
なーんや。
ま、仕方ないか。
久しぶりに振ってみた。
最近は年に2、3回振るかどうかか。
ぎごちないけど、でも振り方は覚えていた。
刀、やはり大好きや。
刀を振る。
振りだすとただひたすら太刀筋のみに集中できる。
自分の内で何かがピーンと鎮まる。
波立たず、ただ静かにひたすら集中できる。
自分の内で何かが水平に平たく、
何かがどんどん自分の内側に深く入っていくような感覚。
ただ太刀筋のみ、どうすれば思い通りに通るか。
手の内、握り、切っ先の位置、流れ、全てが気になり、
ただただどう刀を振るかに集中できる。冴える。
感覚が開かれるよう。
この感覚がたまらない。
“動”の拳法と違い、“静”の修業。
いかに効率よく相手を斬るかを突き詰める武道だが、
その精神性は日常の中でも忘れてはならない感覚と思う。
弓道とかにも通じるのではないだろうか。
今は拳法のみだけど、またいつか必ず戻るだろうな、居合道。