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勉強はできるけど仕事はできない…何が原因?

2013年5月5日(日)

4月にデビューした新社会人の方々にとっては、試練の5月がやってきました。会社に入って約1ヵ月、学校と会社のあまりの違いに慣れないまま五月病…なんて状態に陥りやすいのがこの季節。でも悩むのはみんな同じなようで、教えて!gooにはこんな悩み相談が投稿されていました。

「勉強はできるけど仕事ができない原因」

質問者さんは社会人1年生。「勉強はできるけど、仕事はできない」人間だと言われてしまうそうです。その原因がわからず悩んでいるという質問者さん。自分なりに分析した「仕事と勉強の違い」を丁寧に書き並べているあたり、そのマジメな性格が伺えます。

質問文から伺える誠実な人柄もあってか、回答も真摯なものが多く寄せられていました。

■そもそも「勉強」と「仕事」はまったく別物?

「まず、勉強と仕事を同じように捉えようとしていることが空回りしている印象を受けました。私は周りの先輩を見て学歴を思い浮かべたことはありません。勉強ができる、仕事ができる、は全く別に考えるべきことだと思います」(Fg_official_11さん)

「今は、『せっかく勉強してきて積み上げたことがないがしろにされていて、哀しい/不満』という部分に悩まれているのではないかという気がいたしました。ですが学歴があろうとなかろうと、勉強ができようとできなかろうと、『新入社員は仕事が出来なくて当たり前』です」(yuni-koさん)

そもそも勉強と仕事はまったく別物なので、「勉強はできたのに仕事は…」という比較そのものが意味をなさないのでは?という回答です。

ちなみにyuni-koさんは「ちょっと順序を入れ替えて、『(まだ)仕事はできない。(でも)勉強が出来る』んだと考えてみてはどうでしょうか。新入社員にとって当たりまえの、『仕事ができない』の部分が取れてきたあたりで、『勉強ができる』が一気に生きてくると思いますよ」と、前向きな考え方のアドバイスも。

■仕事では100点を目指さなくていい!

となると、「勉強と仕事は何が違うの?」という疑問が浮かびますが、それにはこんな回答が寄せられていました。

「失敗したって構やしねぇ。仕事はもともと60点で十分なものだ。100点なんざいらねぇんだよ。失敗と成功のうち、成功が少し多ければそれでいいんだ。(中略)…弱点カバーは止めておきな。受験は弱点をなくすことも必要だが、仕事では弱点を減らした平均的な人間にはならないほうがいい。平均的な人間は、平均的な成果しかあげられない、取り換えの利く人材になっちまう。違う人間を目指すのがいい」(afdmarさん)

「弱点をなくして100点を目指す」という勉強の“ゴール”は、仕事における“ゴール”とは違うということなのかもしれません。

他には「単にマジメすぎるのではないか」という回答もあり、

「発想を変えて遊びまわってみては?」(mota_mihoさん)

というアドバイスもされていました。

「自分は仕事ができない」と思い込んで悩んでいるのは皆同じなのかもしれない、と思って、新社会人の皆さんは気楽にがんばってくださいね!

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なんか懐かしい。
かと言って、今はどうかというと、あまり変わらないなぁ?
いつも自信はなし、だ。