【中国ブログ】日本は米中に並ぶ資源大国だった…節約と有効活用
国土の小さい日本は資源に乏しいと言われてきたが、中国人男性の西向東(ハンドルネーム)さんは、「日本は米中にならぶ資源大国だ」と主張、その理由をブログに綴った。
国土の大きい米国や中国では、国内からさまざまな資源を採掘することができる。しかし、筆者は米中は「無駄な消費も多い」と述べ、日本は資源が少なくても「有効に活用できている」と主張した。
筆者は日本の資源節約の最たる例として、「公共交通機関の発達」を挙げた。公共の交通機関を利用すれば、どこにでも行けると称賛、さらに地下鉄の駅には自転車置き場があり、一人ひとりがエコを心がけていると指摘した。現在の中国では多くの人が自家用車を保有するようになり、大渋滞が発生すると同時に環境汚染も深刻化しており、筆者は「わが国は進歩したのか退化したのか分からない」と嘆いている。
筆者は日本を訪れた際に宿泊したホテルでも資源の節約を感じたようで、ホテルが提供する「使い捨て歯ブラシ」はとても小さいが、中国で普通に販売されている歯ブラシと遜色がないと驚いた様子。さらにホテルの「カードキー」はトランプよりも薄く、それでいてとても耐久性があると紹介。トイレに備え付けされた「ゴミ箱」はとても小さく、材料も空間も節約していると指摘、「日本は巧みな考えで米中に並ぶ資源大国になっている」と改めて感銘を受けたようだ。
近年、日本の周辺海域ではメタンハイドレートやレアアースなどといった資源が相次いで発見されているものの、日本は典型的な資源輸入国だ。高度成長期においては大量生産などによる資源浪費も見られたが、日本には「節約」、「もったいない」といった文化・精神が存在し、こうした考え方が省エネ分野における強みにもつながっているのではないだろうか。
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こういう考え方、捉え方も、ある。