「ジョブズレベルのカリスマ力」を得るためのアイ・コンタクト練習法
2013年4月26日(金)(ライフハッカー[日本版])
世の中には、その人を敵視している相手でさえ認めざるを得ない「カリスマ性」の持ち主がいます。例えば、ビル・クリントン元米国大統領やスティーブ・ジョブズ氏のように。
アイ・コンタクトとパーソナルスペース管理のテクニックをマスターすれば、「現実歪曲空間」(RDF:Reality Distortion Field)を生み出すほどの「カリスマ力」を獲得できます。
生産性に関するブログ「Four Hour Work Week」に、ゲスト投稿者Michael Ellsberg氏の興味深い記事が掲載されています。『The Power of Eye Contact』の著者で研究者のEllsberg氏は、強いカリスマ性のある人たちの振る舞いや癖を長年にわたって研究してきました。クリントン氏やジョブズ氏など、個人からも聴衆全体からも注意を向けさせる、あらがい難い力を持つ有名人たちです。
いったい何が、Ellsberg氏の言う「現実歪曲空間」レベルのカリスマ性を作り出すのでしょうか。
マスターしなければならないのは以下の4点だそう。
・アイ・コンタクト
・個人空間のコントロール
・存在感の維持
・聴衆に話しかける時の配慮
それでは、これらはどうすれば身につくのでしょうか? ただ練習あるのみです。Ellsberg氏は、次のようなアイ・コンタクトの練習法を紹介しています。
歩道を歩いている時、向こうから来る人の目を1人ずつ、目の色がわかるくらい長く見ましょう(やるのは昼間だけにしてくださいね!)。それでも1秒以下です。そして、目をそらします。これは筆者の知る限り、しっかりしたアイ・コンタクトのテクニックを早く身につける最良の方法です。経験から言って、短時間のアイ・コンタクトなら誰も気にしないので、いくらでも練習できます。
レストランのウェイター、販売員、レジ係などのスタッフを相手に、やや長めのアイ・コンタクトを練習してもいいでしょう。ただし、相手を尊重して、フレンドリーな態度を崩さないように。
どんな場合も穏やかな表情を保ち、ソフトな視線を向けるようにします。相手をきまり悪くさせたり、何か盗むつもりなのか、自分に気があるのか、などと邪推されたりしないように。日々の仕事をしながら1〜2週間これを練習するだけで、アイ・コンタクトのレベルはたいていの人より向上しているはずです。
個人空間をコントロールするコツ、存在感を保つ練習、話している相手との関わり方については、ぜひ下記よりEllsberg氏の記事を読んでください。1992年に行われたブッシュ氏とクリントン氏のタウンホールでの公開討論を取り上げて、「現実歪曲空間」テクニックの成功例と失敗例を解説した興味深い分析も出てきます。
How It Works: Clinton's "Reality Distortion Field" Charisma | Four Hour Work Week
−−−−−−−−−−
本当の「カリスマ」力とはいささか違う気がするが…。
あまり「ガンたれ」にならないように気をつけないとね。