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ナスカで新たな地上絵 2人並んだ人物像 山形大が発表 2013.4.12

ナスカで見つかった地上絵を3次元のCGを用いて再現した図(上)。下は再現された地上絵を上からなぞりかたどった図(山形大提供)

 山形大は12日、世界遺産「ナスカの地上絵」で知られるペルーのナスカ台地で、2人の人物が並んだ地上絵を新たに見つけたと発表した。左側の人物が、右側の人物の体を切った場面の可能性もあるとしている。

 山形大によると、左側の人物は縦約13メートル、横約7メートルで頭部が逆三角形。右側は縦約14メートル、横12メートルで頭部は円形。右側の人物は頭部と胴体の間に、大きな隙間がある。

 ナスカ台地周辺で出土した土器との比較などから、紀元前400年から同200年の間に描かれたと推定される。

 多くの地上絵は、地表の石などを取り除いて作った「線」で描かれているが、今回の地上絵は小石を積み上げたり、取り除いたりして描いているという。