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今夏、銀河系中心が輝く 太陽の50倍ほど明るい光 2013.3.25

超巨大ブラックホール(白い球)にガス雲が近づき、引き伸ばされる予測の計算図(斎藤貴之特任准教授、武田隆顕国立天文台特任助教提供)

 太陽系が属する銀河系の中心部にある超巨大ブラックホールに今年夏ごろ、巨大なガス雲が近づき、太陽の50倍ほど明るい光を放つとする予測を東京工業大などの研究チームがまとめた。宇宙空間のガスやちりで遮られ、地球から目で見ることは困難という。

 東京工業大の斎藤貴之特任准教授は「世界中の天文台が注目している。ガス雲の観測により、超巨大ブラックホール周辺がどうなっているか理解が進むだろう」としている。

 チームは太陽の430万倍の重さを持つ超巨大ブラックホールの周りを回るガス雲の動きをスーパーコンピューターで計算。ガス雲はブラックホールの近くを通過する際に、強力な重力によって引き伸ばされ、薄くつぶされる。つぶされることでガスの温度が上がって急激に輝きを増し、夏以降、1年間ほど輝き続けるとの結果になった。

 可視光は遮られるが、近赤外光や電波、エックス線などで観測できるとみられる。

 ガス雲は半径が地球から太陽の距離の125倍となる大きさで、重さは地球の約3倍。秒速6千キロでブラックホールに最接近し、約1割がブラックホールに吸い込まれる見込みという。

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思い出した。これだ。