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水星より小さい惑星発見=太陽系外最小―ケプラー望遠鏡

時事通信 2月21日(木)
 直径が地球の3割しかなく、水星より小さい惑星を発見したと、米航空宇宙局(NASA)などの国際研究チームが21日、英科学誌ネイチャー電子版に発表した。太陽系外で見つかった最小の惑星で、水星のように熱く、海や大気がない岩石質の可能性が高いという。
 研究チームは2009年に打ち上げたケプラー宇宙望遠鏡で、はくちょう座付近の方向にある約15万個の恒星を観測。恒星の手前を横切る惑星を探し続けた。近年は大きさが地球と同程度以下の惑星が見つかり始めており、最も小さい太陽系外惑星の記録を更新した。今後、生命が存在する可能性が高い惑星が見つかると期待される。 
 この小さい惑星は「ケプラー37」と名付けられた恒星にある3個の惑星の一つで、公転軌道は水星と同じように一番内側。一周13日の短い周期で回っており、表面温度は400度超とみられる。残る二つの惑星の直径はそれぞれ地球の7割強と約2倍。ケプラー37は直径が太陽の77%、質量が80%と推定された。