さんぽ

環境関連、武術、その他、気になったことをつれづれに。

先週の練習

久しぶりに“教える”側に少しだけ立った。
いや、教えるって言うほどでもないか。おこがましいな。
子供達の時間がずれ、TNKさんの相手をさせて頂いた。
60歳前半、武道初心者と聞いているけど、すごい熱心やしその歳とは思えない吸収力。
人はやる気があればできる、と体現されている。
感心させられる。

・寄り抜き。
・巻き抜き。
 久々の級技。
 鉤手守法が何と言っても要。
 寄り抜きの鉤手は自分の手の平を相手に向け、抜く際に鉤手を上へ移動させ(相手の引く力を無効化させ)る。
 巻き抜きの鉤手は腰の位置のままでいいが、素早く巻き込むこと。

・流水蹴り(前・後)
 今回初めて知った。
 後流水は左右どちらの構えでも存在することを。

・熊手返し
 四段技。
 いわゆるプロレスの手四つから力負けした時、肘を体に付けそれ以上の押し込みを止め、肘を内に返して力を削ぎ、
 相手の手首をS字に返しつつ、体を返して投げる。
 両手四つの際は、片手は上記。もう片手は肘を体に付けつつ手首を180°逆に返す。
 片手はS字に極めつつ、片手は180°返しつつ、体を捌いて力の方向を変えてやり、投げに移行する。
 ただし、新日・全日で育った世代は手四つに組むとどうしても最後まで力で対抗してしまう悲しい性質をもつ為、なかなか会得できない。