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環境危機時計は9時19分 生物多様性喪失が深刻 2013.9.5

旭硝子財団は5日、地球環境の悪化に伴う人類存続の危機感を表す「環境危機時計」の今年の時刻は「9時19分」で「極めて不安」な状態だと発表した。昨年と比べ4分の好転とほとんど変わらなかったが、項目別では生物多様性の喪失に対する危機感がはっきりと上昇した。

環境危機時計は、0時1分から12時の間で、時刻が進むほど深刻であることを示す。世界の環境問題の有識者や政府関係者ら約1400人に、気候変動や環境汚染など12の分野から重要な3つを選んで時刻を記入してもらい、集計した。

回答者が重視したのは、気候変動が20%で最多。環境汚染(14%)、水資源(12%)と続いた。生物多様性は8%と5番目だったが、時刻は9時45分で、昨年より悪化した上、ほかの分野と比べて抜きんでて深刻な評価だった。