さんぽ

環境関連、武術、その他、気になったことをつれづれに。

今日の練習−4段技、空乱少々

・巻抜き
 級技だが、段階を上げたもの。
 攻者が掴んできた手の力をいかに無効化して抜くか。
 相手の力15に対し、それを体捌き、ポジション取り、守法により10→5→0と無効化させ抜く。
 0でなくとも少なくなれば抜きやすくなる。

 忘れていたが、意識としては相手の力に対抗するのではなく、脱力する、「気を失う」位に力を抜いてしまう。
 超脱力すると腕を掴んだ攻者もつられて何もできずに一緒に下に体が崩れてしまう。

 下に崩した後、そのまま掴まれた腕を中心に、あくまで脱力したまま

 「あら、失礼」

 とばかりに体軸を中心に巻き抜くと自然と相手の手が離れる。
 人間の反射を利用したコツ。

・首締守法十字投
 襟十字の要領。
 攻者の首締めに対し顎を入れ首締守法の後、攻者の左手首を右手で下から打ち無効化しつつ、左手で攻者の首元へ手刀。
 攻者の左手首をくの字にし無効化する事。
 そのまま右肘を上げ左手で攻者の左手を固め襟十字の要領で落とす。

・首締投
 難度高い。
 攻者の首締めに対し顎を入れ首締守法の後、打ち身。
 打ち身をした手の丁子で下から攻者の手首を打ち、肩を入れ力こぶあたりで攻者の(できるだけ)天秤〜肘を打ち上げる。
 その際、できるだけ相手の体に近づく。
 逆手は上から相手の手を掴む。
 極めた攻者の天秤と自分の前足を軸に逆天秤投をかける。
 攻者の天秤を打ち上げた際に間合いを詰めておかないと逆天秤の際に自分がバランスを崩してしまう。

・拳締捕
 片胸落としの要領。
 攻者の拳締めに対し顎を入れ首締守法。
 左手の丁子で下から攻者の右手首を打つ。攻者の左手を無効化させる。
 右手で攻者の右手を握る。
 閂固めと同じように、左手で攻者の手首を攻めつつ、右手でバランスを取り極める。
 あまり左手側で攻者の手首を折り曲げ過ぎてもダメ。
 あくまで閂固めの要領で極める。

・表投げ、裏投げ
 対柔道技。背負い投げ、腰投げへの対処。
 攻者の左手(袖)に対し、袖捕の要領で右手内腕で攻者の手首を攻める(握りを無効化させる)。
 攻者の右手(襟)に対し下から右肘を押し上げ体を崩す。
 脇を差したり、脇と肘の間(いわゆる二の腕)を押し上げるのはNG。重くて崩せない。
 肘を押し上げることがポイント。力の方向により簡単に崩せる。
 自分の体のある場所へ導くように、後ろ足を開きつつ、投げる。

 または、襟に対し外腕を使って攻者の手に乗っかるように攻め、袖側の攻者の肘を下から押し上げ崩す投げもある。

 裏投げは表投げで崩せなかった場合に、重心のかかっている逆側へ急転換し投げる。
 これも自分の体のある位置に相手を導くように体を捌いて投げること

で、軽〜く空乱。
今日のテーマはポジション取り。
オーソドックス(左前構え)の相手の左側へ陣取り右手側の攻撃を封じる事を狙ったが、あからさま過ぎて相手がスイッチ。
NMTさん、さすがー(笑)。
そこでもうなんか心体バラバラになってしまい攻めもボロボロ。
前足へのローキックも対して反応できず。NMTさん、ローうまいなぁ。
膝裏とかにもらって少しバランス崩されたりした。

・きちんとした構えを心がけること。
 腰を落とすことを意識しつつ、あまりスタンスを広げ過ぎない。
 左臀部に重心を置くようなイメージ。
 前足:後ろ足=3:7
 体当たり気味の右順突きをいつでも出せることを前提に=後足の蹴り出しをもっと意識する。

・攻めのパターンが少ない。見せる(魅せる?)乱捕りを意識する。
 見せることを意識すると、いろんな技を出そうとする為に考え・発想が柔軟になる。
 ガチガチと力で叩き伏せるやり方のみに固執せず、様々な技・コンビネーションを出せるようになる。
 と、前にも書いた。

・スタミナの重要性。
 空乱でも息が少し荒くなり気味。今日のような超軽い空乱1分×2でこれ。
 もっと回数をこなさないと。

前回の空乱の際に右順突きが左ボディーに当たっていたらしく、3週間位ずっと痛かったと言われた。
ひび入ってんちゃうかー、とか。
空乱やしそんな強く打った感覚はなかったけど、そういえば一発深く入ったかなー、てのがあった気がする。
かなり無意識な一発だったけど、結構形が整った順突きだったはず。
右足を内に絞って重心がちゃんと乗って、体当たり式になりつつ体軸ブレず、体軸中心に右半身を折りたたむように且つ左のガードは上げつつ、右肩もしっかり入った順突き。
しかも体の向こう側に突き入れるイメージで突けた。
ともかく、ちょっとうれしい。
右順突きでダメージを与えられたのが。
練習の成果があるのかなー、と…( ̄ー ̄)ニヤリ
NMTさんにはすみません、と思いつつ…。

でも今回は全く当てれませんでした。