人生を変える「折れない自信のつくり方」
なんだか
- 作者: 青木仁志
- 出版社/メーカー: アチーブメントシュッパン
- 発売日: 2009/11/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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にとても似ているので、なんかいまひとつに感じてしまう…。
この本はとてもよかったので。
なので、まとめてURLを記す。
http://diamond.jp/category/s-orenai_jishin
第1回はこんな感じ。
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いつ、どこからでも、誰にでも、折れない自信は必ず作れる!
知識でも、ノウハウでもなく、大切なのは「自信」。
19歳で起業。成功と失敗を繰り返し、2回目の脱サラ後、32歳で5000万円の借金を背負った著者が、どん底状態から、人生を大逆転させた行動力の秘密を語る。根拠がなくても、実績がなくても、やる気を生み、恐怖心を消し去る「強い心」のつくり方
■いつ、どこからでも、自信は必ず身につけられる!
本連載では、折れない自信をつくるための考え方・方法論を紹介していきたい。私の経験をもとに、「いつ、どこからでも、誰にでもできる」にこだわって厳選したものだ。
突然だが、1つ質問をさせてほしい。「自信」について、あなたはこのように考えていないだろうか?
「自信満々な人が羨ましい。とてもマネできない……」
「自信なんて、生まれつきのものじゃないの?」
残念だが、これらはすべて間違いだ。自信は誰でも身につけられるし、ましてや生まれつきのものでもない。
現在、私は「恋愛」「自由人生」などをテーマに、新聞、雑誌、書籍などの執筆やコメント、または講演会やラジオなどを通じて、30万人を超える方々と向き合わせてもらっている。
その傍ら、イベントプロデューサーとして、GIVENCHYやJTBなどを筆頭に、さまざまな大企業、メディア、さらには行政団体とコラボイベントを実現し、自分なりの実績を積んできた。19歳で起業し、その後、転職、起業を繰り返し、32歳のときに5000万円の借金があったが、紆余曲折を経て、今は晴れて無借金経営だ。
■「自分は完璧だ!」「すごい人間だ!」などと思わなくてもいい
成果を確信しながら、実際に成果を出している。事業を複数経営しつつ、休日は、家族や友人とともに最高の休日を過ごしている。楽しくてたまらない。
さまざまな挑戦、失敗、再起を繰り返してきたが、心を強くする方法はとてもシンプル。それは「小さな成功」を積み重ねることなのだ。
本題に入る前に、ここで誤解を解いておきたい。「自分にはこれができる!あれもできる!」ということだけが自信ではない。字の通り、「自分を信じる」ということ。「これでいいんだ」という自己肯定感。それが自信なのだ。
自分を信じるということは、「自分は完璧だ!」「すごい人間だ!」などと思うことではない。むしろ、「自分には何ができて、何ができないのか」をきちんと理解して、受け入れることに近い。
話を戻そう。では、「自分を信じる」ためにはどうすればいいのか?人は、過去の情報をもとに生きている。ゆえに、過去の成功体験は自信につながり、過去の失敗・トラウマは苦手意識になる。
つまり、自分を信じるには、「自分に成功体験を与え、自己肯定感を高める」しかない。ポイントは、成功体験というものをおおげさに考えないこと。
■「小さな成功」に着目する習慣を持とう
「難攻不落の取引先を落とした」
「社内の一大プロジェクトを成功させた」
「1年越しの企画を実現させた」
確かにこれは自信につながる成功体験だ。しかし、そう実現できることではない。自信が持てない人に限って、「一気に」「大きなこと」をやろうとして失敗する。そして、その失敗に対して落ち込む。「自分はダメなんだ」と思いこむ。
ここで考えてほしいのは、「成功」のとらえ方だ。例えばこんなものも「成功」と呼べないだろうか。
「企画書を1枚書き上げた」
「営業の電話を、いつもより3件多くかけた」
これを、大きな成功を呼び込むための「小さな成功」ととらえてほしい。
「自信が持てない」「何をやるにも怖い」という人ほど、この発想の転換をぜひやってほしい。自信の源となる自己肯定感を高めることができる。
もし今、あなたがどん底の状態にいるとしても、自分を責めるのはやめてほしい。そして1秒でも早く、自分自身を好きになるために、「小さな成功」に着目する習慣を持ってほしい。
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第2回はこちら。
自信を生み出す「3つのサイクル」とは?
■「行動、結果、自己肯定」。この3サイクルが自信を生む。
前回の連載では、自信を身につけるには、「小さな成功を積み重ねること」と「自己肯定感を高めること」の2つが必要だという話をした。本日は、この話をもう少し掘り下げたいと思う。
自信を身につける過程は、厳密にいうと次の3サイクルになっている。「1. 行動を起こす」「2. 結果を確認する」「3. 肯定感を持つ」だ。
この3サイクルが繰り返されることによって、自信はさらに強固なものになっていく。よく覚えておいてほしい。この3サイクルはどこから始まってもいい。「行動を起こして、結果を出す」でもいいし、「何かしらの結果に対して、自己肯定感に浸る」でもいい。
「そんなこと言われても、怖くて何もできないし、結果もない」という人は、「肯定感を持つ」ことから始めてほしい。
「大丈夫!うまくいく!」と何度も何度も思い込む。自信とは、自分を信じる力であり、プラスの思い込みである。そして「ああしたい、こうなりたい」という思いを、ほんの少しでもいいから持ってほしい。
■「できる自分」を、具体的にイメージしよう!
『我々の人生とは、我々の思考がつくりあげるものに他ならない』
これは、「五賢帝」といわれた古代ローマ帝国の皇帝、マルクス・アウレリウスの言葉だが、人生における極めて重要な真理だ。
もう少し具体的に考えてみよう。例えば営業に自信が持てない人であれば、「トップセールスになった自分の姿」「得意先に対して、自信満々に営業をかける自分」を想像してみてほしい。このとき、できるだけ映像で思い浮かべてほしい。イメージが具体的であればあるほど、強いパワーが生まれる。
子どもたちはこの妄想の達人である。大人になるとなぜか苦手になる。それは、「あれこれ理屈で考える」「できなかったときのことを想像する」という大人の知恵がついてしまっているからだ。
「こんなことができないかな?」「これができたら面白い!」というプラスの想像ができているかどうか、一度チェックしてほしい。ビジネスに限らず、人生を楽しく、有意義なものにするためには必要不可欠だ。
自己肯定感を少しでも持つことができたら、次は行動を起こしてみよう。だがその前に、やってほしいことが1つある。それは「小さな目標」を決めることだ。
■「自信が持てる人、持てない人」の決定的な違い
「新規ビジネスの提案書を1枚でいいからつくろう」
「まずは1人、お客さまに電話してみよう」
こうした簡単で、絶対に達成できそうな目標であればあるほど好ましい。「確実にのぼることができる小さな階段を1つ用意する」というイメージだ。次に結果の確認である。達成できた小さな目標をかみしめ、あらためて「自己肯定」をしてほしい。
こうして自己肯定感を持つことができたら、その余韻があるうちに、次の「行動」に踏み出す。このループを繰り返せばいい。自信が持てない人、腰が引ける人の多くは「行動を起こす」「結果を確認する」「肯定感を持つ」のが苦手である。
その最大の原因は、「一度にたくさんのことをやろうとする」「一気に大きな結果を出そうとする」からだ。これが足を引っ張る。目標そのものが高いゆえに、薄々「できっこない」と思いながら挑戦する。結果、もちろんうまくいかない。これが自信を消してしまう。
自信が持てない人は、階段を1段ずつのぼり、確実に自己肯定感を植えつけていこう。今、あなたが踏みとどまっているすべての恐怖に対し「この公式」を当てはめ、階段を1段ずつのぼっていってほしい。