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ロシアで隕石“争奪戦”勃発! 懸賞金93万円

2013.2.18

 15日、ロシア南部チェリャビンスク州中部の湖で、隕石の落下でできたとみられる氷の穴(AP=共同)

 ロシア南部チェリャビンスク州に落下した隕石(いんせき)の破片を求め、当地で“争奪戦”が勃発。ロシアの複数のウェブサイトが、本物の隕石を発見した人に30万ルーブル(約93万円)の懸賞金をかけたことが17日、明らかになった。16日にはダイバー6人がチェバルクリ湖を捜索したが、成果はなかった。騒動沈静化を図るためか、州当局は隕石捜索を当面中止すると発表するなど対応に追われた。(サンケイスポーツ

 約1200人の負傷者を出した15日の隕石落下。17日時点で発見されていないその破片をめぐって、当地で騒動が発生している。ロシアの複数のウェブサイトが、本物の破片を発見者した人に対して、30万ルーブルの懸賞金を設定したのだ。

 隕石が落下した痕跡は同州の3カ所で見つかっている。その1つが州都チェリャビンスク市の西約70キロにあるチェバルクリ湖。凍結した水面に直径約8メートルの穴が開いているのが発見されていた。

 16日、6人のダイバーが約3時間、湖の底を捜索した。ところが、成果はなかった。水中の視界はゼロに等しく、深さ平均約2メートル、最深部で12メートルの湖底には分厚い泥が堆積しており、捜索は困難を極めるという。

 一方で、湖周辺などで、隕石の破片とみられる物質が発見されたと地元メディアが17日までに報じた。インターネットの売買サイトでは、「隕石の破片」の出品が相次いでおり、高額なものでは、約50万ルーブル(約155万円)の値がついたものもあった。

 しかし、ロシアのプチコフ非常事態相は「隕石の破片が見つかった証拠は何もない」と明言。チェリャビンスク州のムログ副知事は「何も発見されなかった」とし、『隕石騒動』の沈静化を図るためか、当面捜索を中止すると発表した。

 当局の意に反して、隕石の破片への関心は日に日に高まりをみせている。この週末には湖に多数の見物人が足を運んだ。地元学生のウラジスラフさん(18)は「めったにないことで興味深い」と述べ、そのガールフレンドのスベトラーナさん(18)は「こんな小さな町に世界中のメディアが来るなんて」と話した。

 その結果、懸賞金まで発生。“隕石ハンター”を自称する男性は「何とか見つけたい」と、懸賞金獲得へ意気込んだ。

■2万4千人が 復旧作業続行

 チェリャビンスク州では17日、約2万4000人が復旧作業を続けた。非常事態省によると、窓ガラスが割れるなどした建物は計4700棟に達したが、同日までに約1758棟が修復された。市民生活は徐々に落ち着きを取り戻しつつある。学校も62校で修復がほぼ終わった。

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わはは。やっぱり始まった。
ロマンを追え〜!!