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海洋エネルギー実験場に7県応募=波力・潮流発電で技術開発―政府

時事通信2014年3月8日(土)
 波や潮流といった海の自然エネルギーを利用した発電技術の実証実験の候補地に、岩手から沖縄までの7県が応募した。政府は今後、実地調査などを通じて候補地を選び、夏までに最終決定する。海外では、波の動きを使って発電する波力発電などの開発が進んでおり、日本でも研究が本格化する。

 応募県はほかに新潟、和歌山、佐賀、長崎、鹿児島の5県。各県は実験場の誘致をてこに、発電設備の関連企業などを呼び込みたい考えだ。釜石市沖の選定を目指す岩手県は「産業活性化で東日本大震災からの復興につなげたい」(担当者)と期待を寄せている。

 実証実験は波力のほか、海底に柱を設置しない浮体式洋上風力発電や、潮流で水車を回す潮流発電などが対象となる。過酷な環境の海でも発電設備が安定的に稼働するか、長期の試験で確認する。英国では政府の後押しで既に実験場が開設されており、これを参考にした。