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自信と傲慢は紙一重。人間関係を崩さないために確認しておきたいこと

ライフハッカーより

日常生活はもちろん、交渉の場面においても、「自信」と「傲慢さ」が勘違いされることがあります。自信と傲慢さは磁石のN極とS極のように正反対の性質を持っているにもかかわらず、その差は紙一重です。その細い線を越える、または超えたように見えることで、交渉やその他の仕事や個人的な場面でも害をもたらすことがあります。

■自信と傲慢さの勝負


美しさのように、見る人によって傲慢さと自信の基準は異なります。しかし、両者を区別するポイントは、それが何処から来るものなのか、という点でしょう。自信は、敬意と謙虚さが伴う経験と専門知識から来るものですが、傲慢さには何もありません。つまり、傲慢とは、敬意も謙虚さも無く、何の根拠も伴わないタイプの自信です。自信と傲慢さのそれぞれに、さまざまな程度があり、両者の間にはどちらかといえばグレーゾーンの領域も存在しますが、誰かが境界線を越えた時は、何となく分かるものです。


■傲慢さは人を不快にし、自信は人を惹きつける


「傲慢さ」は前向きな人を不快にさせます。交渉の場面で傲慢さはひどく嫌われており、進行を妨げる原因となります。これが原因で、信用と協力的な雰囲気が崩れることも。反対に「自信」は、前向きな人を惹きつけ、協力的な環境を育み、物事を進展させます。他人から、思われているのか判断するのが難しいこともあります。自分が傲慢かどうかを判別するのが難しい場合、過去に難しい問題やデリケートなことについて正直に話してくれた、信頼できる友人や仕事のパートナーに聞いてみましょう。鏡で自分の姿を見るだけでは意味がありません(見る角度を調節したり、良い部分だけを見てしまう可能性があるからです)。


傲慢さで傷つけた関係を修復するのは難しい


残念ながら、自信で何かを生み出すより、傲慢さが全てを台無しにしてしまうほうが簡単です。また、傲慢さで傷ついてしまったものを修復することは非常に難しいのです。

謙虚さと自信を持ち合わせた人とは素晴らしい交渉ができるでしょう。その人の長所、目的、情熱や決断力について疑う余地が無いからです。自信と傲慢さの紙一重の所を行くのは難しいです。だからこそ、それができる人がすばらしく貴重なのです。