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地球に似た星、結構近い? 「13光年先に」と米チーム「生命見つけるチャンス」

赤色矮星(右奥のオレンジ色の星)の周囲を回る地球型惑星(中央)の想像図。惑星には月がある(米ハーバード・スミソニアン天体物理学センター提供)

 温暖で水が存在する「地球型」の惑星が、地球から最も近くて13光年の距離にあるかもしれないとする解析結果を、米ハーバード・スミソニアン天体物理学センターや米航空宇宙局(NASA)の研究チームが6日発表した。

 太陽より小さくて暗い赤色矮星の周囲を回っているとみている。チームは銀河に数百億個ある赤色矮星のうち、6%がそうした地球型惑星を伴っていると推計。最も近いものがどの距離にあるかを確率的に計算した。

 これまで20光年先などで地球型惑星の候補が見つかっている。研究者は「すべての地球型惑星に生命が存在するかどうかは分からないが、生命を見つけるチャンスはこれまでより高まった」としている。

 チームはケプラー宇宙望遠鏡の観測データを解析。惑星の直径や赤色矮星からの距離を考慮し、温度環境が地球に近く水が液体で存在できる惑星の割合を推計した。