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<リオ+20>途上国の支援に60億ドル拠出表明…玄葉外相

毎日新聞 6月21日(木)10時23分配信

玄葉光一郎外相は20日夜(日本時間21日)、ブラジル・リオデジャネイロで開幕した「国連持続可能な開発会議(リオプラス20)」で演説し、途上国の再生可能エネルギー技術導入と防災対策を支援するため、13年度から3年間で計60億ドル(約4770億円)の政府開発援助(ODA)を拠出すると表明した。

玄葉氏は、環境に配慮した「環境未来都市」▽環境保全と経済成長の両立を図る「グリーン経済」への移行支援▽防災−−の3分野で貢献すると強調。「東日本大震災の経験で培った高い防災技術や災害に強いまちづくりを、各国と共有したい」と述べた。

ODAは太陽光や地熱、水力などの発電施設建設や、洪水の浸水を防ぐ地下鉄の整備、道路や橋の耐震化などに充てられる。このほか「緑の協力隊」として、再生エネ・省エネ技術や農業などの専門家ら延べ1万人を、途上国に派遣することも明らかにした。

これに先立つ開幕セレモニーでは、ニュージーランドの学生、ブリタニー・トリルフォードさん(17)が「20年前の(地球)サミットで、皆さんは何かを変えると約束したが果たされていない。私は未来を勝ち取るためにきた」と、各国首脳に直ちに行動するよう呼びかけた。

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拠出するのはいい事。
しかし日本にそんなお金がまだあったのか、とふと思った。
こういうお金ってどこから出てくるのだろう(そりゃ税金からですけど)。

こういった活動、エコ・クリーンエネルギーと呼ばれる水力発電所建設の裏では、ダム開発などで住む土地を奪われる先住民もいる。

経済活動と将来の環境保全の両立を図る。

と言葉で言う事は簡単だけれども、奪う奪われるの構図が知らないところであるという現実は変わっていない気がする。
経済の方が明らかに優先されている。

「将来に向けての成長が必要だ」と言う。

成長ってなに?
その成長は何を犠牲にして得たものか。
その犠牲を経て得た成長は本当の成長なのか。

やるせない、とても難しい問題。
何か、自分の力で手助けになる事はできないものか。