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あなたが億万長者になれるかどうか4つの質問「1日、1週間、1カ月、1年、人生それぞれの期間に明確なゴールがある」

マイナビスチューデント2015年3月15日(日)21:01

巨万の富を築いたほんの一握りの成功者たち、「お金持ち」である以外の彼らの共通点とはなんでしょう?「The Millionaire Next Door(あなたの隣の億万長者)」と「The Millionaire Mind(億万長者の考え方)」の著者であるThomas J. Stanley氏とWilliam D. Danko氏が700名余りの億万長者に対して行った調査により明らかになった共通点を発表しています。

●「多くの億万長者は自営業者」
やはりサラリーマンで高額所得になるには限度があるよう。アメリカの富豪世帯の約2割は隠居組ですが、残り8割のうち3分の2は自営業者。先進国でも新事業が5年続く確率は約50%、10年続くのは約30%と言われるほど起業はとてもリスキーなものですが、億万長者たちの考え方は、“いつクビになるか分からない”、“間違った判断をする上司が居るかもしれない”という、会社員になることの方にリスクを感じるのだとか。

自分に対して自信のある人は統計的にも収入が多い傾向にありますが、億万長者たちは、自分の運命に対してよりコントロールする力を持ちたがるよう。また、自営業者たちはサラリーマンたちよりも労働時間が長い傾向にある一方で、幸福度が高いとか。

●「戦略的に事業分野を決める」
やはりどの事業で起業するかは重要なポイント。ただ、長者たちは、必ずしも経験や知識がある分野で事業を始めるわけではなく、現状で供給が少なく需要が多いものに目を付ける/見つけ出すことで成功する傾向があります。

ちなみに、若い億万長者の活躍が目立つIT業界ですが、ある調査によると、1982~2002年の20年間は、ソフトウェア業界の起業は、レストランの起業の608倍成功率が高かったそう。また、そんな成功者たちの実に94%が「人とうまくやっていくのがカギ」と話しているとか。

●「天才でないものの労働倫理観が高い」
ちなみにこうした億万長者の平均成績は、アメリカの4段階制だと2.9。良い大学ならば、入学の最低必要スコアが3.0~3.5のところ、はっきり言って天才には程遠い成績。天才だと言われたことは一度もないという人や、MBAや医大にはとうてい無理だとはっきり言われたという人も。

いわゆる「賢い人」は企業家の取るような高いリスクを選ばないことも要因にあるかもしれません。ただ一方で、成功者たちに尋ねた、学校で先生に褒められたことは?という問いに一番多かったのは、「最も信頼できる」という回答。

また、94%が、学校で何を習った?という問いに「労働倫理観」を挙げています。
●「意外とチープなものを好む」
Stanley氏は、長者たちは、高い食事やいお酒を飲み、高級車を乗り回して豪邸に住む、といういイメージから外れ、意外と私たちと同じような生活をしている人が多い、と説明しています。同氏は、著書のために富豪たちにインタビューを行った時、金持ちの彼らが居心地が悪くならぬようにと高級マンションの最上階をレンタル。

そこにグルメ・パテ4種とキャビア3種、高級ワインをたっぷり用意して彼らを待ちましたが、いざ彼らが到着し、これらの品々を出してみたところ、彼らみんなが実際に食べたのは添えられたクラッカーのみだっとか。そのうちの一人に至っては、高級ワインを出そうとしたところ、無料のビールかバドワイザーしか飲まない、と話したそう(!)。

また、高級服に興味がある人も多くなく、50%の人は250ポンド(約4万5000円)以上のスーツは人生で買ったことがないと話し(ちなみに10%は150ポンド、約2万7000円以下のものしか買ったことがないとしています)、所有車に関しては、約半数が1万8000ポンド(約325万円)以上払ったことはないとのこと。

そんな意外と堅実?!な富豪たちの殆どは、下記の4つの問いに全て「イエス」と答えています。

1.年間予算を組み、それに沿った生活をしている。
2.自分の世帯の1年間の衣服費、食費、住居費を把握している。
3.1日、1週間、1カ月、1年、人生それぞれの期間に明確なゴールがある。
4.将来のお金に関する計画に多くの時間をかけている。

こうした富豪たちの共通点から学べることはなんでしょう?それは、「自分の人生をできるだけ自分でコントロールすること」、「戦略的に計画を立てること」、「いっぱい働くこと」、そして「お金をしっかり管理すること」。

まずはこの4つができれば、あなたもきっと億万長者への道を歩みだすことができる...?!

 

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あとで読んでみよう。