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「いとこぐらい」地球に似た惑星を発見 NASA 太陽系から500光年 

2014.4.18

太陽系から500光年離れたところにある地球とよく似た惑星(右)の想像図(NASA提供)

 水が液体の状態で存在している可能性がある地球とよく似た惑星を太陽系から500光年離れたところで見つけたと、米航空宇宙局(NASA)が18日付の米科学誌サイエンスに発表した。水は生命の存在に欠かせないと考えられている。

 NASAケプラー宇宙望遠鏡で観測した。研究チームは「地球と双子と言えるほどそっくりではないが、いとこぐらい似ている」と例えた。

 この惑星は、はくちょう座の方向にあり、地球の1・1倍の大きさで、岩石でできているとみられる。太陽の半分程度の大きさの恒星の周囲を130日周期で回り、この恒星の温度と恒星からの距離を考えると、惑星の表面を水が覆っていてもおかしくないという。

 この恒星には5個の惑星が見つかっており、今回の惑星は、そのうち最も外側の軌道。「ケプラー186f」と名付けた。

 これまで地球と最も似た惑星と言われていたのは、地球の1・4倍の大きさだった。