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結論から話せない

教えて!ウォッチャー2014年2月6日(木)
「結論から話す」とは、仕事でのコミュニケーションの中でよく言われること。でも慣れていないとなかなかうまくいかないのが現実。教えて!gooには、自分の話し方の欠点を意識されている人からの相談が寄せられています。

「『結論から話す』能力・スキル体得」

相談者は、「結論から話す」ことを心掛けてはいても、つい、輪郭から始まり、最後に核心という順番で話をしてしまいます。自分では気づきづらいこの癖を直したいと考えていますが、「結論から話す」能力を、どうやったら身に付けることができるのかと相談しています。

■大事なのは、短時間で理解してもらうこと

「『結論から話す』ことが目的なのではなく、あくまで短時間で必要なことを正しく相手に伝える、ということが大事」と回答しているTann3さん。
「相手が興味を持って全体を正しく把握し、決断できる状況に、決められた時間内にいかに持っていくか、という『段取り』をよく考えて練り上げてみましょう」
相手に話す目的までふまえて、こちらが話した結果、聞く側が目的を達成できるように相手の立場に立つことを重要視しています。

「最初に結論ありき、じゃないですよ」(mairyonaoさん)

Tann3さんと同じですね。「結論から話す」能力やスキルにこだわりを持つ相談者に、「問題は『端的に話す』ことが重要なんです。まずそこを意識するべきです」と回答。
端的に話すためには、不要なものをそぎ落とすことが重要なことをアドバイスしています。最後には「これだけの文章を書ける能力をお持ちなら、少し意識するだけでとても良くなりますよ」と励ましています。

■必要なのは相手に対する状況判断

もうお分かりでしょうが、短時間で理解してもらうために、端的に話す、が大事。では具体的には?ということで、doorakanaiさんは

「つかみが大事 ということです。相手にいい話か悪い話か報告か相談か、話のタイトルを知らせる意味で」
とのこと。
floriographyさんは、「まず結論が先に来るようになってしまい、この結論を分かりやすくする言い訳を後付け」ているのだそう。「まず結論が大事だ、と感じること」によるもので、これは経験を積むことで、考えられるようになり、「上手く状況判断できるようになれば、意識せずに自然とそうなれる」のだとか。

仕事中に話を聞いてもらうことは、相手の勤務時間を頂戴する行為。ぜひ、「結論から話す」能力を高めて、相手に端的な説明で理解を得てくださいね。そのための場数と経験はどんどん積み重ねましょう。