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錦織圭から学ぶ、一瞬で自分をデキる人間に変える効果的な方法とは?

All About2014年11月26日(水)00:00
最近の大きな話題といえば、テニスの錦織圭選手の活躍ですね。

日本人として初めてその年のトッププレーヤー8人が選出されてNo.1を決めるATPワールドツアー・ファイナルに出場しただけでなく、予選リーグを2勝1敗の好成績で勝ち抜き、見事決勝トーナメント進出を決めました。

準決勝では惜しくも優勝したジョコビッチ選手に敗れましたが、世界ランク1位のジョコビッチ選手からこの大会初めて1セットを奪取するなど、健闘ぶりが目立ちます。

ただ、よくよく調べてみると、錦織選手は昨年のこの時期は世界ランク17位で、とてもじゃないですが、今の活躍を予想することすら難かしい状況だったんですね。

この1年、何が錦織選手をこうも変えたのでしょうか?

最大の要因は昨年末にコーチに就任したマイケル・チャン氏にあるといってもいいのではないでしょうか。

マイケル・チャン氏は男子シングルスのグランドスラム最年少優勝記録保持者でもあり、往年の名プレーヤーといえますが、錦織選手のコーチに就任すると、真っ先に行ったのが意識改革でした。

それまで錦織選手はフェデラー選手を「憧れ」と公言してはばからなかったのですが、チャン氏はこの錦織選手の態度を「フェデラー選手と戦うだけで、ある程度満足している。本気で勝つ気持ちが無い」と一刀両断。

もっと自分に自信を持って勝ちに貪欲になるよう意識改革を迫ったのです。

その結果、メンタル面で控えめだった錦織選手が、今では「自分に勝てない相手はいない。5年以内に世界一を取る」とアグレッシブな言動が顕著になってきました。

技術的には最早最高レベルにあったのですから、意識を変えるだけで短時間で見違えるような結果を残すことができるようになったというわけです。

この錦織選手の躍進は、我々ビジネスパーソンにとっても、結果を残すために非常に重要なヒントを与えてくれます。

たとえば、恐らく誰しも自分の現在の実力を超えるような目標を設定し、日々仕事に取り組んでいることと思いますが、「その目標を達成できたらいいな」という甘い考えでいる限りは、達成することは難しいといえるでしょう。

既にその目標を達成する能力は備わっているのですから、自分に自信を持って「どんなことがあっても必ず達成する」という意識で取り組まなければならないのです。

自分の意識を変えれば変化は一瞬にして現れます。

我々も錦織選手を見習って「不可能なことなど何もない」と自分に自信を持って、驚くような結果を残していきたいものですね。