今日の練習-ミット。反撃のパターン化。
ミット打ちはやはり重要、必要。
道場にあるスタンドバッグはボロく、太い柱にビニールなわとびで括ってある。
ボロいがちょうどいい柔らかさでもある。
柱に括ってある為、普通のスタンドバッグ、サンドバッグと違い威力が後に逃げず反力が全て返ってくる。反力に負けない身体を鍛えることができる。
日課のその場順突き100回も、ただその場で突くだけでなく、反力に負けない突きになるので突き方も変わる。
順突きなのに腰入れと後脚をつっかえ棒にすることで逆突きのようになる。
手首、肩入れをしっかりしないと威力が徹らないし、反力に負けないよう下半身が必然的に鍛えられる。
今日はいい練習でした。
こういうのをもっと集中してやりたい。
相手の隙を見つける。
そこからどうやれば仕留めることができるか将棋のように打つ手を考える。
また、相手の攻撃に対して自分で考えパターン化した反撃を行う。
試合ではなく護身としての対処。
例えば、
・利き手(右手)の振突きに対しては、右に運歩・左手外受け、同時に右順突き。
・利き手の直突きに対しては、左に運歩・内受け、同時に右順突き。
・左手振突きに対しては、右運歩・右手外受け、同時に左逆突き。
又は、受けずに即踏み込み・右順突き。
・右廻し蹴りに対しては、十字受け/払い受け/、同時に軸足鉤脚右廻し蹴り/直蹴り。
等。
個人的には反撃は基本右順突きを顔面に、又は右直蹴りを鳩尾か下腹部、金的の2パターンに限りたい。
いざって時には頭真っ白になって複数の技が出せる自信もないし、技を決めてそれを磨いた方が実戦的と思う。
腎突きと同じ考え方。
いろいろ技をするのは身体を多様に動かせるようにする為で、相手を倒すのとは少し違う。
そのパターンというのが型、ってことだと思う。
ただ、直蹴りは防ぎにくい。
腕をかけるように受ける(流す)が、相手の内に入ってはだめ。
かといっていつも外に入れるかは難しい。
内に入った場合はそのまま相手の軸足を蹴る。できれば膝よりも下、アキレス健辺りを。
直蹴りそのものを下に撃ち落とす、又は自分の懐に受け落とす受けもあるが、これは怖い。
半歩~1歩下がらなければ無理。しかし相手が中段ではなく上段に変化したらかなりのダメージを負う。
どの受けが適当か。
それとも反撃はできないけど直蹴りは諦めてブロック、間合いを外すに徹するというのもありか。