突き-右腰、右腸骨を上げる感じで。
以前にも似たことを書いたけど。
右順突き。
右腸骨を進行方向斜め上に上げる感じで構え、踏み込み、突く。
左前構えの左順突きと体感覚を比較した時、はやり左順突きより違和感の多い右順突き。
後足土踏まず、
左右の脚の開き具合、
腰、
重心、
背骨(特に腰椎)、
前進の感覚、
突き出す方の肩、
その他もろもろ。
その中で腰と前進の感覚を右腸骨を斜め上に上げて構えて突くと少し矯正できた。
慣れるまでは大げさに上げて癖つけてもいいくらい。
また右腸骨を上げると、拳が当った時の力線が一直線になる。
後脚踵-腰骨(左大腿骨から左腸骨→右腸骨)-右肩-右拳。
それでもその一直線感覚も、左順突きの時とはまたこれ違う感覚のままだが。
もう少し肩を入れよう。
肩というより肩甲骨が前に進む感覚で突く。
身体の重みで突く。
一直線感覚といえば、こういう記事を読んだ。
-力点、支点、作用点
⇒ 力点(後脚)、支点(腰)、作用点(拳)。
力学理論としては、力点から作用点までの距離が遠く力点で発する力が大きい程威力が高い。
という事で順突きぴたり。
まぁ、その3点が一直線になるとつっかえ棒の理論でそれだけでも強い。はず。
『実は拳功房では、胸より上の攻めに対しては、相手がどんな角度で攻めてきても、一つの動きしかしません。そう、何がきても腎突きを行うだけです。』
『色んな技があればあるほどパニック時には技がでなくなります。熟練者はそれでもいいのかもしれませんが(中略)。一つ技を出すのがやっとです。』
これが頭に残る。
実戦ではそんないろいろな技がとっさに出るとは思えない。
何か一つを磨く。
自分にとってはそれが右順突きだと考えている。
変わらず練習しよう拘ろう、この技。
追撃はそれから。