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温暖化の原因は“人間の活動”の可能性「極めて高い」

TBS系(JNN) 9月28日(土)
 この夏日本では記録的な暑さや、かつて経験したことがないような豪雨、そして竜巻被害など、異常気象が続きました。国連の組織IPCCが発表した報告書では、今世紀末までに最大で地球の平均気温が4.8度も上昇。そして、海面は82センチも上昇すると予測されています。原因は私たち人間の活動による可能性が極めて高いと指摘されています。

 IPCC気候変動に関する政府間パネルの総会がスウェーデンストックホルムで行われ、温暖化に関する報告書が承認されました。各国の温暖化対策に大きな影響を与えるこの報告書。「気候システムの温暖化は疑う余地がない」とし、原因については・・・。

「気候システムに人間活動が影響を与えたのは確実だ」(IPCC会見)

 人間の様々な活動で温室効果ガスが増加するなど、「人間活動」が主な要因であった可能性が“極めて高い”と指摘。6年前の報告書の「非常に高い」より、一歩踏み込んだ表現に改めました。

 そして、対策をとらなければ、今世紀末には最大で平均気温が4.8度、海面水位は82センチ上昇するとの予測もされています。さらに、平均気温の上昇に伴って極端な高温が増加することは「ほぼ確実」とし、極端な降水がより強く頻繁に起こる可能性は「非常に高い」と指摘しました。

 「地球の気候を安定させるには、かなりの温室効果ガスを削減しなければならない。世界はこのメッセージを受け入れてほしい」(IPCC パチャウリ議長)