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人と話すときに気をつけたいNGなクセ5つ「体が相手の方へ向いていない」「手足を動かす」

2013年6月7日(金)(マイナビウーマン)
初対面の人と会うとき、相手に対するイメージは第一印象でほぼ決まってしまうそうです。しかも、それを覆すのはとても難しいとか。それほど大切なものですが、実は非常にささいなことで悪くなってしまうものなのです。知らず知らずのうちに、第一印象を台無しにするクセが出ていませんか?

そこで今回は、中央話し方教室の代表講師・栗原君枝先生に、人と接するときに気をつけたいクセについてお話をうかがいました。

●NG1:話をするとき、体の正面が相手の方へ向いていない
「人とコミュニケーションを取りたければ、まずは相手の話をきちんと聞く姿勢を示さなくてはなりません。そのためには、まず体の正面を相手に向けること。

特に初対面の場合は、あいさつから会話がスタートするでしょう。向かい合わずに顔だけを相手へ向けて……なんてあいさつでは、第一印象が台無しになってしまいます」

●NG2:話の最中に、手足を動かしてしまう
「相手に自分の話を聞いてもらうときは、相手の方を向いて、動きを止めるというのが基本です。良い姿勢でしっかり立つ、きちんと座る。これができる人は、とても良い印象を持たれます。

もちろん、何かを主張するときに、ボディーランゲージが効果を発揮する場合もあります。しかし、初対面の相手と会話をする場合には、逆効果になることがほとんどです。大げさな身ぶり手ぶり、髪や顔を頻繁に触るといったクセがあると、落ち着きのない印象を与えてしまいます」

●NG3:視線が定まらない
「本来、人と話をするときには、相手の目を見るというのが基本です。ただ、相手の目を見て話すのが苦手な人は多いですよね。そのため、会話中に視線があちらこちらへ移動してしまい、定まらないという人もいます。

しかし、視線が定まらないというのは、第一印象を悪くしてしまう原因の一つです。『私の話を聞いていないのでは?』、『何かほかのことを考えているのでは?』と思われてしまう可能性も。

どうしても目を見られないようなら、相手のあご、もしくはネクタイの結び目あたりに視線を定めるようにすると良いでしょう」

●NG4:首を曲げるだけで、お辞儀を済ませてしまう
「初対面であいさつを交わすとき、お辞儀はとても重要な役割を果たします。よく首だけを曲げてお辞儀をする人がいますが、これでは悪い印象を与えてしまいます。

初対面のあいさつでは、敬礼が基本です。敬礼は角度が30度のお辞儀で、首は曲げず、背筋を伸ばした状態で、腰を折るようにして頭を下げます。

ちなみに、すれ違いざまなどにする会釈は角度が15度のお辞儀です。会釈の場合も、首だけではなく、きちんと腰から曲げてお辞儀をすると好印象を与えることができます」

NG5:手を後ろ手に組む
「女性が手を後ろに組んでいる姿というのは、時にかわいく見えることもあります。しかし後ろ手は、『偉そう』、『適意を持っている』と受け取られることも多く、初対面の人と相対したときには、避けるべき姿勢です。

人と話をするときには、両手を体の前で軽く重ねるようにすると、好印象を与えることができます」

こんなささいなクセで第一印象が台無しになってしまうなんて、なんだかもったいないですよね。どれも少し気をつければ、改善できそうなクセばかり。今回ご紹介したクセに心当たりがある人は、これから訪れるたくさんの出会いのために、少し意識してみてはいかがでしょうか。

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基本的な事ですが、少し見直したくて。