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新入社員、若手社員必読!「こんな会社辞めてやる」と思ったら?

仕事で結果を出せないとき、大きな失敗をしたとき、同僚・後輩に追い抜かれたとき、誰しも一度は「会社を辞めたい」と思ったことがあるはずだ。本日はそんなときの対処法をご紹介したい。特に、この4月から社会人になった人に読んでもらいたい。

■「会社を辞めたい」。そんな気持ちが出てきたら?

 会社ではいつもイライラ。納得いかないことだらけ。後輩にも追い抜かれ、肩身も狭い。自尊心も傷つき、心なしか声も小さくなる。「会社を辞めたい……」、そんな心の声も聞こえてきそうだ。

 しかし、それは未来に向かうすばらしい資源でもある。あなたがじきに飛び立つためのジェット燃料だ。世界最大のSNS、フェイスブックの創業者であるマーク・ザッカーバーグを描いた映画、『ソーシャル・ネットワーク』を知っているだろうか。

 この映画はマーク・ザッカーバーグの伝記なのだが、「個人的劣等感」が、フェイスブック創業の原動力として描かれている。

 恋愛への劣等感、エリート集団への劣等感。この2つだ。いわば、ネガティブエネルギーを爆発させ、世紀の発明を行ったのだ。

 自信を失い、鬱憤がたまる日々を抜け出すためには、ポイントが2つある。

■みじめさ、挫折感、不安感こそ、大切に

1つは「あんな会社もう辞めてやる! 限界だ!」といった心の声を大切にすること。

もう1つは「現状維持をしない」ということ。「もうこれでいいか」という妥協、諦めの声に耳を貸さないことも大事だ。身を痛めて得た貴重なエネルギーなのだから、有効的に活用したい。

 渾身の努力をしても的外れが多く、みじめさ、挫折感、不安感が四六時中胸に渦巻く。そんなビジネスタイムを過ごす人は少なくない。20代のころの私もそうだった。

 私の挫折は就職活動の失敗に始まった。個性を前面に出した活動の結果、希望したほとんどの会社から採用されなかった。

「あれだけがんばってきたことが就職活動にはまったく役立たなかった」

 それを思い知ったとき、社会から「不要」のレッテルを貼られたような気分になり、敗北感が脳裏にこびりついて離れなかった。かろうじて就職した会社ではさらなる屈辱が待っていた。

「希望した職種ではない分野で叱られる」という屈辱だ。甘い考えだとは思うが、「やりたくない仕事」で評価されることは本当に苦痛だった。

■負の感情を、未来に飛び立つエネルギーに!

「いつか見てろよ」。会社で過ごす時間、いつもこの感情を胸に抱いていたような気がする。

 転職を何回かしたが、どの会社に行っても「自分を出し切った感」「成長している感」を持つことができなかった。そんな状態だから、上司、先輩からも「使えない」と何度も頭ごなしにいわれた。「粗大ごみ君」といわれたこともある。それでも表面上は笑っていた。完全なつくり笑いで。

 しかし、それは仮の顔だった。私は会社員でいながら、仲間と事務所を借り、そこを拠点にさまざまなビジネスや勉強会、イベントを組織的に行い始めた。

 もともとは「自分が心の底からしたいと思えること」をやるために始めたのだ。思えばそこで行った通称「本当にやりたいことを語る会」が今の仕事につながる突破口となっている。いつか飛び立つための「秘密基地」を心の中につくり、その中にエネルギーを充填させよう。

挫折感、屈辱、怒り、不安。すべての負の感情を未来に飛び立つエネルギーに変えてしっかりため込もう。職場でのみじめさ、悔しさこそ大切にしてほしい。

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以前に記した『人生を変える「折れない自信」のつくり方』から。

若手でも結果出てない事もなく、大きな失敗もなく(?)、同僚・後輩に追い抜かれてもない(?)が、
負のエネルギーはたまるので、わかっているけど書いておく。