さんぽ

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突き−現時点のまとめ(随時更新)

年明けから崩れていた突きの型。
できるだけゆっくり、脱力して、体の動きを確かめながら回数を重ねる練習によって少しずつ昔の感覚を取り戻しつつある。
こういう練習も時には大切だ。

で、こういう今のうちに今まで気付いた突きの型をまとめておく。

右構え(サウスポー)からの順突き。

(構え)
・なによりまずリラックス。自然体。軽くジャンプして足の位置を整える。
 足は肩幅+αくらい開き、膝は軽く力を抜く。
・右腎あたりを意識して力を抜く。(右脚が前に出やすくなる)
・肩はリラックスして落とす。
・右肘は脇に軽く置く。
・腕は完全に脱力。だが少し内側を絞る感覚は保つ。
・左拳は顎前に。
・左足踵は“気持ち”浮かせる。
・重心は“気持ち”後重心。
 右腎の力を抜くと自然とそうなる。

(突き)
・まずリラックス。
・拳を一番先に動かし始める。(13/2/22 とも限らない。体と同時、または体に押されるように、肘が腰に当たった勢いで押し出されるように拳が出ることもある)
・前膝の抜き。ほんの少し遅れて後足の蹴り出し。(13/2/22 後足で蹴り出すというより、腰骨左前部分・左足のつけ根の少し上辺りを意識し、その部分から蹴り出す感じ。これを行うことで突きに肩を入れやすくなる)
・(13/2/22 上記腰骨左前部分の蹴り出す勢い・力でもって腰・右半身をひねる・回転させる・たたんで突きの威力に繋げる)
・後足のつけ根は脱力。後足とそれ以外の体の境目とする。
 脱力し、左腰を引き付けながら右腰・右半身を旋回させる起点とする。
・左半身はたたむように内に絞る。
・左拳は顔前に出し、ガード兼右半身の壁とする。
 右拳より左腕、左拳のガード・壁の方を意識する。
・正中線は崩さない。頭の先からまっすぐ。
丹田に力を込める。
 この軸、丹田を中心に右半身をひねる、というかたたむように内に絞る。
・右腰、右半身で突く感覚で半身をたたむ。
 右腰、右半身が一枚の板のような感覚をもつ。
 ただしひねり過ぎない。
・左肩甲骨を少し右側に押すように動かす。右半身、右肩が回転しやすくなる。
 ただしあくまで体軸は崩さず、左拳はガードしたまま。左肩甲骨のみ。
・肩甲骨は開き、且つ胸は緩める感覚で。
・肩は水平を保つ。
・踏み込んだ前足の爪先、膝は返さない。突く方向を向く。
 ただし膝は少し内に絞る感覚。
・踏み込んだ際、体が浮かないように。
 重心は進行方向に向かい斜め下に落とす(膝抜きで自然にできるはず)。
・突く拳にあまり意識をおかない。
 体軸、丹田、右腰、右半身で体当たりのように突くイメージ。
・右肩を入れる。
・前足の踏込みで得た力(地面の反力)はそのまま体当たりの威力にする。
 体の中を沿うように(結果的に拳に乗るような感覚)。
・拳はまっすぐに出す。
 最初に動かす部位だが、動かした瞬間から、体の力で突き出るように。
・拳が相手に当たった瞬間は、その拳で相手にもたれかかるように。
 当たった瞬間に拳を握り込みつつ、体をひねり(たたみ)、下腹(丹田)を集中し、肩を入れ、前足を踏込み、その踏み込みにより生まれる反力を体の中に通し、体当たりを同時に行う。
・拳の当たる面と地面を体で繋げる感覚?
・拳が当たった後、更に10〜20cm向こうに突き込む。

(拳の向き)
基本縦拳だが、上段を突く際は斜め45度くらいが最も突きやすい。
右肩も入れやすい。
ただし脇が開かないように注意が必要。
逆方向に20度位絞って突くとまっすぐに突け、拳線と体軸がぶれず肩も腰も入れやすく、相手に当たった時の反力に負けない。
しかし腰が入り過ぎる気もする。