さんぽ

環境関連、武術、その他、気になったことをつれづれに。

習う目的

久々の練習。
先生からみんなに問われた。
そう言えば、そんなこと改めて考えるのは久しぶり。ただ毎回行く度に強くなる為にと言い聞かせている。

まぁ、いざ口にすると何だか抽象的になるけど…

(1)心身共に強くなる。
 ベース。強くなりたい。単純に。
 また、世知辛い世の中でもまっすぐ生きれるように心を強くする。

(2)人間としてあるべき教えを学び、それを社会の関わりの中で生かせるようになる。
 先生方が話される事は他人と生きる上で大切な事が多い。
 当たり前とわかっていても実践できているかはあやしい。
 知るだけでなく、活かせるようになる。
 
(3)子供にいずれ教える事ができるようになる。結果子供が人として強く立派になる手助けをする。
 自分も武道を学んで変わった。
 子供にも自信をもち明るくまっすぐに他人と関わりながら生きる事ができる人になってほしい。

人それぞれ学ぶ目的は違っていた。
強くなりたい。健康増進。護身。他人と関わりをもつ一つの手段とする。道院をもち先生になる。etc。
どれも決して間違ってないしとてもいい事と思う。
人の目的を知る事はそれがその人を一層知り、一層強い関わりをもてるようになる。
知る事自体がとてもいい事と思う。
こういう事も仕事やその他のプライベートでも活かせれば、もっと人との関わりが楽しくなる。

で、今日は…。
さらにいっそう、相手の突きが見えん…。
すごい反応が遅くなっている…。
見難い、だけでない。相手の突きを捉える「感覚」がめっちゃ衰えているー…。

凹んだ。

構えを右から左に戻そうかとも悩む。
やっぱり左構えからの右逆突きがとても打ちやすい。
反面、右構えからの左逆突きがもうダメダメ。当たっても弱くて相手の体に弾かれそうだ。
突き込めない上にバランスガタガタ。
そもそも右順突きを活かす為に右前にした。
左回し蹴りは蹴りやすくなった。
けどやっぱりどうも左逆突きはままならず、なにより足捌きや体のバランス、使い方はまだなじんでいない。

やっぱりまだ右で練習続けよう。

・下受蹴り小手投げ
小手投げは間合いが近ければ逆小手のように、遠ければ手首を極めるだけでなく、相手の肩をロックするように極め、体捌きを行う。

・巻込小手
守法に入り、目打ちの後、肩と腰で体を使って相手の攻めを返しつつ右手を抜き、逆小手へ変化させる。
左脇は締めておく事。
体捌きは軸足(右足)中心に回るのではない。あくまで逆小手しながら体はお辞儀をするように、投げを足捌きで行う。


でも、やはり何かあるはずだ。
見えなくてもかわせる、捌ける術が。
そうでないと、歳を経てもあれほど強い人がいるわけない。
鍛えているとはいえ、老化なら皆似たようなもんだ。
拳が見えなくとも相手の肩や眼の動きから出処がわかる、等。
あとは、勘。意外と最も大切だと思う。

右前構えも、武器を使う時は大概右前だ。
刀も右前やし。
何か繋がるはず。