さんぽ

環境関連、武術、その他、気になったことをつれづれに。

仕事に行き詰まった時に陥りやすい3つの状態とその解消法

2012年11月13日(火)(ライフハッカー[日本版])
Jeff Doubekさんは、夢を実現するために時間管理を制したいのであれば、ほんのいくつかの良い習慣を身につけるだけでいいという考えを持っています。今回は、「Day-Timer」に載っていた、やるべきことをサクサク片付けるDoubekさんさんの実践的なやり方を学び、自分に合ったワークライフバランスを見つけ、目標を達成していきましょう。
行き詰まって「今日、何もできていない......」と気付いた時は本当にブルーになります。まさに今、そんな状態の人もいるかもしれません。スランプから脱出する、と口にするのは簡単ですが、実際には難しいものです。しかし、すぐに生産性を取り戻すことができる、効果てきめんの方法はいくつかあります。今回は、行き詰まった時によくある3つの状態と問題点を元に、その解消法をお教えしましょう。


■問題その1:モグラたたき状態
自分で計画を立てて仕事をするのではなく、次から次へと頼まれた仕事をこなしているうちに一日が終わる、ということがあります。そのような状態は、顔を出したモグラを次々と叩いていく、モグラたたきゲームのようです。

解消法:
毎朝5分、重要なものから順に書き出したタスクリストを準備して、一日のスケジュールを組みます。これがその日のスケジュール表となり、目標達成のロードマップとなります。

■問題その2:古い台所のシンク状態
あらゆる仕事をリストに入れて、膨大な量のリストを作ってしまうというのは、多くの人が気が付いたらよく陥っている問題です。何でもかんでもとりあえず台所のシンクに入れる、という状態に似ています。これでは生産性は上がりません。すべてのことをやり終えるだけの時間はありませんから、計画倒れになりやすいです。

解消法:
終わらせたい仕事に対して、それぞれどれくらい時間がかかるかを見積もります。その時間と今日一日のスケジュールを見比べ、誰かに頼めるものは頼み、別の日に回せるものは回して、できそうな仕事を選びます。いいタスクリストというのは、すべての項目にチェックが入る(完了する)ものです。毎日のタスクリストがそうなるようにがんばりましょう。

■問題その3:風見鶏状態
風見鶏は風向きによって一日中向きを変えています。どんなに邪魔な風が入っても、一つの仕事にある程度集中しなければ、生産性というのは上がりません。集中できない状態というのは、生産性を下げる一番の要因です。同僚が急に助けを求めてきても、Facebookを見たい衝動にかられても、本当に終わらせたい仕事があれば、すべてはねのけて仕事に集中しましょう。

解消法:
急に頼まれた仕事ははっきりと断るか、最小限の時間だけ関わるようにします。自分がやる必要のない仕事は他の人に任せ、その日の優先順位に沿って、自分を律して仕事に集中しましょう。必要であれば、電話やネットがつながらないようにします。自分の一日の計画とスケジュールは、他の誰にもできないものですから、やる気を出してがんばりましょう。
■最後にアドバイス
集中するのは大切なことですが、仕事の合間に息抜きをすることもお忘れなく。雪の日は、車はゆっくりと走るものです。スケジュールや計画に、遅れや脱線、回り道がないか確認しましょう。予定外の仕事や適度な休憩を取るために、少し時間に余裕を持たせることも大切です。