さんぽ

環境関連、武術、その他、気になったことをつれづれに。

体当たりと順突き

順突きで意識する事。

 ・手打ちにならない事
 ・体当たりするような感覚で突く事

手打ちはそれはそれでジャブ的な要素や目打ちとして使用する
(拳で目を狙うジャブとして)事で意味はある。

威力ある、一撃でダメージを負わせる突きとして体当たりする感覚で突く。
後足の母指球、親指から力を作り、体重移動、体の前進
腰、肩の回旋。
順突き側の体側面で体当たりする感覚をもって拳で突く。

右突きの場合、右腰、肝臓、肩甲骨、というか右背中、右半身全体で突く感覚。

頭の位置と左半身の役割。
カウンターを恐れて中心線からずらさない。
特にアゴを上げたり頭全体を後にもっていかない。
頭は中心線上にあり、突きにその重さも利用する。
アゴを引き頭の重みも突きに乗せる。

左半身は右半身のブレーキでありバランス取り。
右半身の動きの流れに巻き込まれて左半身が流れないように
(自分の体の内側にキュギュッと力を込めるように)。

丹田にある重心は前方斜め下に落す。
重心は上に浮かさず、腰を落とし心持ち前方斜め下に落すようにする。

膝の抜きも行う。

突き手そのものはあくまで体の内から絞り出すように突く。
右ひじを軽く体の内側に絞る。
それだけで突きが体の内側からまっすぐ出せる。
ひじを体の内側に絞る事でタメもできる。

大切な事は体を内に絞る事で作った全ての力を、
内側から搾り出すようにして突く事。

手は基本的に最も早くに動かし始める(体重移動の前から始める)。
前進移動の勢い、重心移動からの流れ、体の回旋による流れの伝達、
それら全てを力に変えて体当たりで相手に当てる感覚で突く。

その場突きでも体当たり感覚は同じ。
背中で突くような感覚。
その際、突く手の側のひざは下に、重力に従って落とす。
ただし内側に絞りながら。
右ひざを落し、その勢いで右半身全体も下に落とし、その感覚を利用し突く。
下に落ちる勢いで突きを出す感覚。
でもあくまで体当たり感覚での突き。

最後に脱力。
拳を握りこむ瞬間までは基本脱力。
これは目打ちと同じ。